屋根のラインが美しい国宝の本堂で知られる長弓寺。
実はこの本堂、昭和9年(1934)の室戸台風で大破した歴史を持ちます。
長弓寺本堂。
翼を広げて飛び立たんとする優雅さを感じさせます。
台風で壊れた本堂の修復費用を捻出するため、長弓寺の三重塔が利用されました。どう利用されたのか?そう、売却に出されたのです。
ずいぶん現実的な話ではありますが、何を隠そう実話なんです。
売却された三重塔は現在、東京のグランドプリンスホテル高輪の庭園に、その初層のみを残しています。グランドプリンスホテル高輪の観音堂に姿を変え、今も往時の姿を偲ばせています。
長弓寺本堂の陰に三重塔あり、だったんですね。
歴史の生き証人を見る思いがします。
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